vol38 社長になる
日曜日の今日、過去の日記をClaudeを通して読み返してる。10年分ある。
言ったことは、けっこう叶う。ただし、言ったとおりには叶わない。
「社長になります」と今から8年前の入社式で言った
2018年、新卒で入った会社の入社式。一言挨拶の順番が回ってきて、緊張と暑さで意識が飛びそうになりながら、僕は社長になりますと言った。
そのときは、その会社で上がっていくつもりだった。
実際は5年後に辞めて、2023年に福岡で自分の会社を作った。
思っていたルートとは全然ちがう。
けど、社長にはなった。
「居酒屋やりたい」と言っていたらしい
同じ2023年の3月、世界一周の最後に台湾へ寄った。親戚のおじさんと鍋を食べていたら、ひろくん居酒屋やりたいって言ってたよね、と言われた。
いつ言ったのか、まったく覚えていない。
そのとき僕は、翌月に福岡でBARを開けることが決まっていた。居酒屋ではない。でもやりたかったのは、たぶん同じことだ。
言った本人が忘れていて、聞いた人が覚えていて、しかも翌月には叶っていた。
3年前の自分が、もう書いていた
台湾で言われたその日、2023年3月16日の日記にこう書いてある。
口に出したことって実現するんだね。
いま書いてるのと、同じことだ。
3年前に一度この結論に着いていて、それを忘れて、今日また同じところに着いた。
なんで叶うのか
RASという脳の仕組みがあるらしい。網様体賦活系。入ってくる情報を全部は処理できないので、脳がフィルターをかけて、大事だと決めたものだけを通している。赤い車を買おうと思った瞬間から、街中の赤い車が目につくようになる。あれです。
口に出すのは、たぶんこのフィルターの設定作業だ。言った瞬間に脳が通すと決める。あとは本人が忘れていても、フィルターだけは動き続ける。
だから口に出す
行き先さえ合っていれば、途中の形はどうでもいいみたいだ。
今、30代で成し遂げたい目標は、持ち歩いているノートの表紙に書いてある。
これなら忘れない。
まあ、忘れてもいいんだけど。
やりたいことは、誰かに言っておく。
覚えているのは、自分じゃなくていい。